近頃耳にする供血犬(きょうけつけん)
一体どんなものなのか気になりますよね。
今回は供血犬について調べました!
今回の記事で分かること
- 供血犬って何?
- 供血犬になれる条件は?
- 供血犬に適した犬種
供血犬って何?
供血犬とはボランティアでけがや病気で血液が必要な犬や猫のために献血してくれる犬と猫のことをいいます。
日本では血液バンクのような血液供給システムがありません。
血液は長期保存難しいのでその都度血液が必要となります。
そこで活躍するのが供血犬です。
ボランティアで血液を提供してくれるワンちゃんが居るなんて知らなかった!供血犬のおかげで明日に繋がる命があるんだね!
供血犬になる条件とは?
- 年齢が1歳~8歳
- 体重が10kg以上
- 5種混合ワクチン・狂犬病予防注射接種済み
- フィラリア抗原検査が陰性
- 性格が穏やかで健康であること
1回の採血量は150ml〜200ml程度です。
このような条件をクリアして血液を提供できるんですね!
供血犬に適した犬種は温厚な大型犬!
供血犬に適した犬種は性格が穏やかで温厚な性格な犬が適しているようです。
採血に要する時間は5分位程度ですが血管に針を刺すため採血は我慢しなければなりません。
そのためゴールデンレトリバー・ラブラドールレトリバーなど穏やかな性質の犬種はが適しています。
注射を嫌がるワンちゃんも居るからね…暴れて怪我をしたら大変だ
献血ができない犬もいる
献血ができない犬もいるようです。
- 過去に輸血経験がある犬
- 過去に妊娠・出産経験がある犬
- 全身性の重度感染性皮膚疾患がある犬
- 過去に血液媒介性の感染性にかかった・もしくはかかった疑いのある犬
- 秋田犬とその交雑種(秋田犬は赤血球内のカリウム濃度が高いため)
このような犬は献血ができないようです。
献血をする前に獣医師にしっかりと相談をするべきですね!
まとめ
今回は供血犬になれる条件と適した犬種をお伝えしました!
輸血を必要とする犬や猫のために供血犬・供血猫がいるのですね。
人生の長い時間を共に過ごすペットのために飼い主が出来ることを供血犬・供血猫を通して考えてみるのもいいかもしれません。
最後までご覧になってくれてありがとうございました!